当学会では年2回の学会誌を発行をしております。学会誌には当学会の目的とする「全ての人が生涯に渡り、健康に過ごせるための健康・栄養ケアを科学的根拠に基づいて、システム化すること」を実践し、普及させる機関誌として、人間栄養学及びこれに関連する研究に貢献しうる論文等を会員より集い掲載をしております。
以下の「投稿規定」をご確認の上、お申込みくださいませ。
学会誌投稿規定
1.総則
本誌は、日本健康・栄養システム学会の目的とする「全ての人が生涯にわたり、健康に過ごせるための健康・栄養ケアを科学的根拠に基づいて、システム化すること」を実践し、普及させる機関誌として人間栄養学及びこれに関連する研究に貢献しうる論文等を掲載する。
2.投稿原稿の種類
総説
ある主題に関して研究論文、調査論文を統括し、解説したもの。
原著論文
独創的、倫理的、または実証的な研究成果を内容とし、目的、方法、結論、考察について明確にまとめられたもの。
提言・論壇
健康・栄養ケアに関する将来の方向性や現在までの活動を評価したもの。
研究ノート
限定された範囲内の研究、調査で、原著論文の基準には達しないが、新しい知見を含み、報告に値するもの。
ケースレポート
研究、調査、あるいは業務上の成果で、記録にとどめる価値のあるもの。
交流の広場
本学会の活動、事業に対する会員の意見、本紙の記事内容に関する感想、意見、会員相互に意見交換をはかりたい事がらなど自由に記述したもの。
3.投稿資格
投稿原稿の著者は全て本会会員とする。ただし、総説などの原稿で、編集委員会が執筆を依頼した場合はこの限りではない。
4.投稿原稿の長さ
原稿は原則として、刷り上り8ページ(400字詰め原稿用紙30枚、文献、図表を含む。図表は1点が400字詰め原稿用紙1枚に相当する。)以内とする。ただし、編集委員会が必要と認めた場合は、個の長さを超過することが出来る。この場合でも、刷り上りは12ページを限度とする。
5.著作権
掲載された論文の著作権は、日本健康・栄養システム学会に属する。著者は論文投稿時に、著作権委譲書(別紙)を提出する。
6.二重投稿の禁止
他誌に発表された(予定も含む)現行の投稿は認めない。
7.倫理規定
ヒトを対象とした論文は、世界医師会総会において承認されたヘルシン宣言(1964年承認、2000年修正)の精神に則って行われた研究であることが求められる。
8.現行の投稿要領
1)掲載申込の際には、現行1部を学会事務局に郵送するとともに、電子ファイル(ワード)で編集委員会宛にメールに添付して送付する。(メール添付先 gouda[@]u-shizuoka-ken.ac.jp)
2)原稿はA4版横書き40字×30字とする。表紙の書式は別紙を参照すること。本文には全体を通してページを入れる。
3)論文の構成は原則として、緒言、方法、結果、考察、まとめ、文献とする。さらに、原著論文及び研究ノートにおいては英文抄録(150~200word)、およびその和訳を別紙にダブルスペースで記述し、それぞれの末尾に5語程度のキーワード(英語、日本語両方)を付記する。なお、英文抄録は投稿者がネイティブチェックを受けたものとする。
4)図表は文章とは別にし、図表番号、図表タイトルを入れ、本文中に参照箇所を明記する。図の説明文(リジェント)は本文の最後にまとめて記入する。
5)写真を用いる場合は、提出ポジに天地を記載する。デジタルカメラで撮影した写真の場合、PDFファイルとして上記編集委員長宛にメールに添付して送付する。
6)引用文献は本文の該当箇所の右肩に1) 2)のように記し、本文末尾に1)‥‥、2)‥‥、として以下のように記すこと。複数引用する場合には、1)3)5)あるいは1)~5)のように記載する。なお、学術雑誌で通巻ページを使用している場合は(号)は省略すること。なお、著者名は、原則として筆頭著者以下5名までは全員の氏名を記し、6人目以降については省略して「他」または「et al.」をつける。
●雑誌掲載論文の場合
著者名.論文名.雑誌名.発行年:巻(号):初ー終ページ
例1)杉山みち子、斉藤正身、加藤隆正、加藤泰功、木下毅他、高齢者エネルギー代謝ならびに低栄養状態の評価.栄養ー評価と治療.1996:13:389-395
例2)Baumagatiner RN. Koehler KM. Romero L . Serum albumin is associated with skeletal muscle in elderly men and women. Am JClin Nutr.1996:64:552-558
●単行本の場合
編・著者名.引用箇所の題名.書籍名.所在地(日本の場合は省略):発行所.発行年:初ー終ページ
例1)細谷憲政.中村丁次編著.上西一弘.石田裕美.臨床栄養管理ーその理論と実際.第一出版.1997:93-102.
例2)細谷憲政.松田朗監修.小山秀夫.杉山みち子編集.これからの栄養管理サービスー栄養ケアとマネジメントー.第一出版.1998
例3)Eidorger C Fann WE.(Eds).Zung WWK. Green RL. Psychopharmacology and aging. New York.London :Plenum Press.1996:213-224
引用箇所のページ数を記すこと。ただし内容を全般的に引用する場合は、例2)のようにページ数を略してもよい。
9.原稿取扱料
投稿受付の際には、郵送連絡費等の費用として原稿取扱料を徴収する。原稿取扱料は原稿1編につき5,000円とする。投稿の際には、事前に所定金額を下記振込先で納入し、利用明細表のコピーをその他の必要文書とともに同封する。ただし、依頼原稿及び「交流の広場」への投稿原稿は、原稿取扱料は不要とする。
振込先
みずほ銀行 銀座中央支店 普通 8084260
口座名:一般社団法人 日本健康・栄養システム学会
10.掲載料
掲載料は原稿が8ページまでは無料とする。ただし、これを超過する場合は、1ページ超過ごとに超過ページ料として10,000円を徴収する。写真、トレースなどにかかる費用は実費を加算徴収する。
11.別刷り
別刷りは50部単位で受け付ける。料金については別途定める。
12.審査
1)原稿の内容は、本学会編集委員会において検討、審査する。審査後、当該原稿の採否については編集委員会で決定する。なお、審査の結果、現行の一部修正を求めることがある。
2)修正を求められた著者が、原稿を返送した日より2か月以内に再提出をしない場合は、投稿を取り下げたものとして処理する。
13.掲載の順序
掲載の順序は、原則として原稿の受理順とするが、審査あるいは編集の都合で必ずしもこれによらないことがある。著者が優先掲載を希望し、優先的に印刷することで派生する費用の金額を負担する場合は、この順序によらず優先的に掲載できるように処理する。ただし、審査の結果で遅れることもあり得る。
14.規約の変更
本規約の改定は編集委員会にて行い、理事会の承認を得る。
付記
本規約は平成19年10月31日以降の投稿原稿から適用する。
学会誌査読規定
1.総則
本規定は、日本健康・栄養システム学会「日本健康・栄養システム学会誌投稿規定」(以下「投稿規定」という。)に基づき、編集委員会による査読に関して必要な事項を定める。
2.査読体制等
1) 原則として、編集委員長が査読者として指名した編集委員会の委員2名が査読を行う。
2)編集委員長は、1)の査読者として、必要に応じて本学会会員を指名することができる。
3)査読対象論文の執筆者及び共同執筆者は査読者になることはできない。
4)査読者は、原則として匿名とする。
3.査読指摘事項
査読者は、査読対象論文に対して、以下の項目をめやすに投稿論文の評価を行い、別紙<査読結果表>に指摘事項を記載する。
1)種別は以下に対応しているか。
総説
ある主題に関して研究論文、調査論文を統括し、解説したもの。
原著論文
独創的、倫理的、または実証的な研究成果を内容とし、目的、方法、結論、考察について明確にまとめられたもの。
提言・論壇
健康・栄養ケアに関する将来の方向性や現在までの活動を評価したもの。
研究ノート
限定された範囲内の研究、調査で、原著論文の基準には達しないが、新しい知見を含み、報告に値するもの。
ケースレポート
研究、調査、あるいは業務上の成果で、記録にとどめる価値のあるもの。
交流の広場
本学会の活動、事業に対する会員の意見、本紙の記事内容に関する感想、意見、会員相互に意見交換をはかりたい事がらなど自由に記述したもの。
2)投稿規定の以下の総則に照らして題目や内容が妥当か。
本誌は、日本健康・栄養システム学会の目的とする「全ての人が生涯にわたり、健康に過ごせるための健康・栄養ケアを科学的根拠に基づいて、システム化すること」を実践し、普及させる機関誌として、人間栄養学及びこれに関連する研究に貢献しうる論文等を掲載する。
3)研究倫理に関する指針等の規定に対応しているか。
4)題目には原稿の内容や目的が的確に表現されているか。
5)抄録(日本語・英文)は簡潔に記され、かつ充分な情報を含んでいるか。
6)選択しているキーワードは的確であるか。
7)導入部分には、研究の目的・手法等が明確に述べられているか。
8)既往研究・文献の検討は十分かつ的確になされているか。
9)調査・研究手法は科学的で明解であるか。
10)分析や論説を論理的に展開しているか。
11)図表等は判りやすく原稿の内容を理解しやすいものにしているか。
12)結論は投稿論文で展開された論旨と矛盾がないか。
13)最初に設定された目的を達成しているか。
14)用語解説や注は適切につけられているか。 15)参考・引用文献は必要かつ十分に挙げられているか。
4.査読意見
査読者は、<査読結果表>の記載に際して次の項目を考慮し意見を述べる。
1)冒頭に全体的な意見を述べ、続いて各部分の意見は、可能な限り具体的に疑問点や問題点、その改善方法を述べる。
2)表現上の問題点や誤字脱字が多数みられる場合には、数か所のみ例示し、全体的な見通しを指示する。あるいは、投稿論文に赤字等で指示する。
3)査読結果の内容は、他の査読者による査読結果とともに、匿名で、原則としてそのまま投稿者に通知されるので、指摘内容が明確に投稿者に伝わるよう具体的に記述する。
5.査読所見
査読者は、1の評価に基づいて、総合的判断として、以下の結論を選択し別紙<査読所見>に記載し、種別変更が必要な場合は、特記事項に記載し編集委員長に報告する。
①掲載可(以下のいずれかを選択)
・訂正不要 ・要訂正
②掲載不可
6.再査読
査読者は、原則として修正された投稿論文の再査読を行う。その際には、他の査読者による匿名の査読内容が知らされる。
再査読については、前回の指摘内容にとどめ、新たな条件を課すことや他の査読者の指摘事項への言及は避ける。
7.査読通知
1)編集委員長は、査読結果表及び総合的判断を執筆者に通知する。
2)編集委員長は、修正後再提出された投稿論文について査読者に再査読を依頼する。軽微な再修正の場合には、査読者は再修正内容の確認を編集委員長に委任することができる。
3)編集委員長は、修正を求められた執筆者が、原稿を返送した日より2か月以内に再提出しない場合は、投稿を取り下げたものとして処理する。
4)編集委員長は、1)、2)の通知にあたり、必要に応じて編集委員会の意見を聴くことができる。
5)編集委員長は、編集委員会に掲載の可否を諮る。
8.掲載の判断
1)編集委員会は、査読者の判定に基づき掲載の判断をする。
2)編集委員長は、1の結果を執筆者に通知する。
9.規定の改定
本規定の改定は、編集委員会にて行い、理事会の承認を得る。
付記
本規定は令和4年7月1日以降の投稿論文から適用する。