試験について
認定試験は、年1回実施されます。認定研修の認定講座と臨床研修後に受験します。
認定試験
受験資格
(1)臨床栄養師資格認定申請書の提出時において、管理栄養士であって、一般社団法人 日本健康・栄養システム学会の会員であること
(2)認定研修を終了していること
(3)禁治産者および準禁治産者でないこと
受験科目
- 倫理とチーム活動
- 栄養ケア・マネジメントと情報管理
- 科学的論拠に基づいた栄養ケア・マネジメント
- 栄養ケア・マネジメントの運営
- 栄養アセスメント・栄養ケア計画
- 特定保健用食品・保健機能食品・病者用食品の検討
- 経腸・静脈栄養法
- 栄養教育
- 症例検討と発表
- 退院(所)計画・指導
- 在宅栄養ケア・マネジメント
- 集団の栄養評価と計画
- 地域栄養活動
- 制度と臨床栄養活動
- 給食経営管理
- 経営の基礎
- 人材教育と自己研鑽、生涯学習
- その他の臨床栄養師の養成に必要な科目
令和3年度臨床栄養師研修生認定試験受験のご案内
合格基準
(1)総点数の60%を標準とする。ただし、1科目につき、その満点の40%に満たない科目のある者は、不合格となる。
(2)審査会によって、認定試験の結果を審査の上、合否を判定する。
試験免除について
(1)臨床栄養師研修および継続研修等の講師やその経験者
(2)役員会、総会、分科会、地方会、委員会等での活躍や貢献の認められる者
(3)臨床栄養師研修施設の申請を行った監督責任者
認定論文提出資格
学会が実施する臨床栄養師認定論文の提出資格は、臨床栄養師認定試験細則第4条に規定する事項に加えて、医療・福祉施設(臨床栄養師研修施設に限らない)における、実務経験を1年以上有していることとします。大学院修士もしくは博士課程を修了している者は、大学院修了を以て実務経験を1年以上に代えることができます。
認定論文は、認定試験合格後に提出し、臨床栄養師認定審査会で審査されます。論文の内容は、勤務経験は問わないが実務経験に基づくものとなります。不合格の場合には、1年以内であれば、論文の再提出が認められます。1年経過後も合格しない者については、認定試験を再受験することになります。
認定論文審査を受けようとする者は、以下の書類を学会に提出しなければなりません。
(1)願書(資格認定申請書)
(2)論文(35文字×30行 5枚程度)
資格認定・登録
臨床栄養師資格合格後、登録の手続きを実施する。臨床栄養師証票と臨床栄養師章が付与される。
継続研修について
臨床栄養師資格認定・登録後も能力維持のために認定の翌年より5年間に100単位の継続研修が必要となる。そのうち学会主催の継続研修から20単位以上、および臨床栄養師研修委員会が指定した学会主催の研修会、講演会、学術集会、地方会等から40単位以上、計60単位以上を履修しなければならない。5年ごとに登録更新する。
受験費用
各種費用についてのページを参照ください。
研修生募集
臨床栄養師研修についての詳細は、研修生募集ページの「1.令和3年度研修募集のご案内 」をご参照ください。