一般社団法人 日本健康・栄養システム学会

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メッセージ

臨床栄養師資格取得者からのメッセージ

富山市立富山市民病院 栄養科 高坂 敦子さん

目指せ!続け!臨床栄養師
私がこの臨床栄養師研修で得たものは、@臨床栄養師受託施設で臨床研修を受け、今まで悩んでいたシステムの問題解決への糸口になったことA同じ目標を持った多くの友を得たことB5年後、10年後の目標設定ができたことです。病院実習では、同じ釜の飯を食べ、時間を過ごしたことはとても刺激になりました。また、NCMリーダー研修や認定講座では、同じ目標を持った仲間がたくさんできました。この繋がりは、とても頼りになる、いい人脈ができたと思っています。また、臨床栄養師認定証を持って院長室を訪れた際、院長から「これから栄養士さんたちは、この病院で何がしたいの、どんなことをしていくの、これからが楽しみだね」と、大きな期待と課題をいただきました。次世代を担う皆さん、もう担っているベテラン管理栄養士さん、今までの自分の殻を破り、新しい自分を見出してください。第一歩が臨床栄養師にチャレンジです。


茨城県立中央病院 田中 智子さん

臨床栄養師として、いっしょに歩みましょう!
臨床で働いて5年、NCMリーダー研修の3年、4年目に臨床実習を終えて5年目に臨床栄養師の認定を受けました。私の場合は、同時進行で、研修で学んだことを職場で実践いくことができ、スキルアップもできたとうれしく思っています。
臨床において栄養は治療の基本であると考えます。薬で病気(炎症)を治す(抑える)ことはできますが、身体をなおすことはできないのです。身体を修復するのは栄養だからです。治療効果を高めていくためには適切な栄養が必要不可欠ということと考えています。
私たちは、他の医療スタッフと協働で栄養の専門職・人間栄養学の実践者として役割を果たしていかねばならないのだと思います。私は力不足で毎日が勉強で学ぶことばかりですが、私たちには、すばらしい先生方や先輩方がついていますし、研修の機会も多くあり、とても心強く感じています。
この研修は、実践的で充実した研修である思います。


医療法人社団三喜会 鶴巻温泉病院 清水 紗弥香さん

夢の実現に向けての第1歩
勤めて4年目になった私は、給食管理業務と栄養管理業務が上手く両立ができず、どう勉強したらいいのか、どのように取り組んだらいいのか。分かりませんでした。また、地域・在宅での栄養ケアを行っていきたい。との夢を抱いていても、どのような事なのか実態が分かりませんでした。
臨床栄養師の研修の中では、疾患や栄養の知識、システム・マニュアル作りといった勉強だけでなく、実際に取り組んでいる病院へ研修にさせて頂き自分の目で視て、学ぶ事ができました。抱えていた悩みが1つ1つ整理され、益々在宅への意気込みが強くなり、夢への第1歩が踏み出せた様に思います。学んだ事をスキルとして生かせるように、これからも夢に向かって頑張っていきたいです。

大学院研修生からのメッセージ

藤枝市立総合病院 臨床栄養科 藤本 沙紀さん

大学院生として臨床栄養師研修を受けて
 私は静岡県立大学大学院修士課程の在学中に臨床栄養師研修を受けました。修士課程1年生の時に約半年間の臨床研修と認定講座を受けました。臨床研修は、急性期の総合病院である聖隷浜松病院で約5カ月間、特別養護老人ホームふれあいの森と初台リハビリテーション病院でそれぞれ2週間程度ずつ受けさせていただきました。臨床栄養師の資格取得には、900時間という長時間の研修が必要になりますが、私は修士課程の学生がこの研修を受けることは意義があると実感しています。 まずは各施設での臨床研修ですが、管理栄養士の資格を取得した状態で研修を受けるため学部生の臨地実習とは異なり、実際に栄養指導などの管理栄養士業務を経験することができます。学生の立場で先輩栄養士の業務を見学できたり、実際は分業されている管理栄養士業務をすべて見学・体験できたり、栄養科だけでなく他職種(薬剤師・看護師・リハビリ・検査等)の業務を見学させていただいたり、と貴重な体験ができました。現在、急性期の総合病院に就職して改めて実感しますが、管理栄養士として勤務している状態では時間をかけて先輩栄養士の栄養指導を見学する時間はあまりなく、また、他職種の仕事内容を詳しく知る機会もなかなかありません。就職してから約1ヶ月後の5月には栄養指導業務にも携わるようになりましたが、臨床研修で何人もの管理栄養士の方の栄養指導を見せていただいたり、自分自身も栄養指導を行ったりした経験があったことがとても役立ちました。なにより、研修施設の管理栄養士の方々はとても熱心で、患者さん・利用者さんの栄養ケアに積極的に携わっている姿を見て自分も見習いたいと強く感じました。  認定講座は大学院生には免除されている科目も多いため、1年間に3回、それぞれ3日間程度受講してほぼ完了できました。大学院生であれば自分で研究の日程を組むことができるため、勤務をしながら受けている方に比べて日程の調整がしやすいと思います。認定講座では全国で活躍されている様々な管理栄養士の方の考えや業務内容を学んだり、症例検討を行ったり、と大学では学ぶことができない内容でした。また、一緒に講座を受けた管理栄養士の仲間にも既に各地で働いている方が多く、意見を聞くことも勉強になりました。  さらに、臨床栄養師研修では様々な分野の管理栄養士業務を経験したり講座で学んだりしたため、自分の進路を考える上でも参考になりました。修士2年生の就職活動時には、自分の目指したい就職先の分野を絞ることができていたため、短期間で就職先を決めることができ、大学院での研究にあまり支障がありませんでした。就職面接では、実際に見てきたからこそ管理栄養士として理想とする姿や目標を明確に示すことができたと思います。   修士課程の学生は2年間という短い期間で修士論文を仕上げなければなりません。私の修士論文テーマは、細胞や動物・ヒトの血液を使用して糖尿病に関する基礎研究であり、現場での管理栄養士業務とは少し離れた内容でした。臨床研修を受けていた6カ月間は、大学院での実験はほとんど行えませんでしたが、修士論文の内容が薄くなることがないように、集中して計画的に研究を進めようと努力しました。学部4年生の時から同じ研究室に所属していたため、修士1年の初めの時期から続けて研究に取り組むことができたことも大きいと感じています。修士課程の間に4回の学会発表(そのうち1回は臨床栄養師研修で研究した内容)を経験することができ、さらに学術論文も投稿して、受理されるという経験もできたため、臨床栄養師研修に行ったことが支障にはなりませんでした。私は大学院では実験を、研修では管理栄養士の実務を、と異なる分野を2年間のうちに経験できたことに利点を感じています。大学院で基礎的な知識を学んだ上で病院管理栄養士として就職をしたいと考えていましたが、修士の2年間を研究のみに費やしていたら、修士課程修了時には学部時代に学んだ知識を忘れてしまう可能性もあったと思います。就職してから管理栄養士業務をスムーズに行うために、修士課程の2年間に研究と実践を両方体験できたことが役立っていると感じています。  臨床栄養師研修は、管理栄養士の資格を取得した後、実践を開始する前に大学院生が受けることに意義があると思います。研修のために長期間を費やさなければいけないという負担はありますが、卒業後に病院等の管理栄養士を目指す大学院生にとっては、今後に役立つプログラムであると実感しています。


静岡県立大学大学院 生活健康科学研究科 食品栄養科学専攻 山内 浩之さん

臨床栄養師研修のすすめ
大学院という環境でアカデミックな能力を養いつつも、臨床現場で求められる知識や経験を認定講座・臨床研修を通じて集積することができるのがこの臨床栄養師研修の特筆すべき点であると思います。様々な分野について学ぶことで視野が広がり、自身の将来に対し明確なビジョンを持つことができます。


大阪樟蔭女子大学大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 長谷川 恵理さん

臨床栄養師研修認定講座に参加して
大学院生で実務経験がないのですが、認定講座での先生方の実践的な講義を受けることによって、現場の雰囲気や現状など今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができました。実際の現場に出て行く前にこれらを少しでも体験できるということは、自分に自信を持つことにつながり、将来とても役立つ素晴らしい経験になったと思います。


神奈川県立保健福祉大学大学院 保健福祉学研究科 栄養領域 高田 健人さん

大学院生にとっての臨床栄養師研修
私のような実務経験のない大学院生にとって臨床栄養師研修は大変意義のある貴重な機会です。大学の授業では学ぶことのできない幅の広いかつ実践的な内容の講義、臨床現場における患者様や利用者様とのコミュニケーション、ご指導を賜る先生方や同じ目標に向かって切磋琢磨する同期の研修生との出会いは、どれも将来自分が働く領域できっと活かされる素晴らしい経験です。また、管理栄養士が活躍する様々な分野の第一線の現場で臨床研修を受けることができるので毎回新たな発見があり、その経験を通してさらに自分自身と向き合うことで、自身の可能性を大きく広げることができると感じています。まだまだ実力不足で学ばなければならないことはたくさんありますが、この研修を通じてできるだけ多くのことを吸収し、栄養専門職として社会のニーズに見合った実践能力を身につけていきたいと思います。